第3問:街かど書き問題
ウィークエンド・マーケットでタイ流の買い物を体験!!【2日目】
 1日目はそんなこんなで休み。次の日は朝9時ごろに起床。
 土曜日ということで、毎週土・日にしかやっていない「ウィークエンド・マーケット」に連れて行こう、ということで、バンコク市内モーチットまで移動。移動は1998年に開通した高架鉄道BTS。日本で言えば新交通システムのような感じで、渋滞の街の上をスイスイと走ります。
 それにしても窓の外の風景を見ると、けっこう日本系の企業も進出しているようですね。公文式だったり、東急だったり。そして、思った以上に近代的に整備されているバンコクの街並。古い昔ながらの建物と、近代的なガラス張りの高層ビル、そして寺院(ワット)がモザイクのように入り組んでいる風景は、まさに「赤マル急上昇」という都市の勢いを感じてしまいます。

 さて、いよいよバンコクでの買い物に挑戦。ガイドブックには、「最初は高い値段を言ってくるので、買いたい価格で交渉するように」と書いてあったので、その通りにしてみることに。
 まずは色々と見て歩き、値段交渉は友達に手伝ってもらいながら、おみやげの灰皿やセパタクローの鞠、そしてバッタもんのサッカーのユニフォームなどを購入(詳しいことはこの後に問題になるので書くことができません、これも後日旅行記にて…)。
 
 友達が言うには、「以前より値札のついている店が増えた」とのこと。ただし、その値札つきの品物だって、交渉次第では半値、それ以下になる場合だってあります。どうやら値札は観光客向けのようで、地元の人たちが買うにはもっと安い価格で最初から売るようです。

 日本では基本的に値札の値段で買うのが当たり前の世界。そのようなシステマチックに動く世界ではなく、バンコクの世界は「コミュニケーションで動く世界」ということを実感しました。確かに面倒なのかもしれませんが、人間生活の原点のようなものを感じたような気がしました。

 そして、もうひとつ感じたのが「タイ人の優しさ」です。昨日なんかは怖いイメージでしたが、実際に触れてみると、品物を一生懸命に出して見せてくれたり、代金を支払うと、「コープン・カ」といって見たこともないような笑顔でワイ(手を合わせてお辞儀する)をしてくれたり、だんだんタイ人の気質に触れていくにつれて、ここで暮らす人たちがとても魅力的に見えてきました。そして、細かいことは気にしない、結果オーライで生きていくような気質に、目からうろこが落ちたような気持ちになりました。

 しかし、ホテルでまたまた事件が発生!!
 ホテルが一方的に宿泊の延長の条件を変えてきたのです。仕方なく(といいつつ設備や周辺環境上の理由もあり)ホテルを出て、別なホテルを探すことに。タクシーで移動し、スクンビット通りという繁華街に移動。いろいろ探したが結局いい部屋は見つからず、1泊だけ友人がいつも使っているホテルに泊まることにしました。

 ハプニング連続の2日間でしたが、このハプニングを通して、団体ツアーなどでは味わうことができなかった「人との触れ合い」を楽しむことができました。

 さて、2日目からは急激な発展を遂げるバンコクの象徴とも言えるバンコクのBTSからのクイズです。
 BTSそのものは、日本の鉄道とほぼ同じようなシステムになっています。しかし、禁止表示には変わったものがあります。バンコクでは昨年11月から、エアコンの効いた公共の施設内での禁煙を義務付けられました。BTSも同じように禁煙です。次に「ポイ捨て禁止」の表示。最近はそうでもなくなりつつあるようですが、屋台などではゴミを床下に捨てるのがバンコク流であり、ゴミ箱に捨てるという感覚がまだまだないためのものと考えられます。
 問題はもうひとつの禁止事項。日本の電車では特に規制していませんが、確かにもともと見ることがありません。これも恐らく文化の差で、バンコクでは禁止表示しなくてはならなかったのでしょうね。
 では、問題。@禁煙、Aポイ捨て禁止と並び、BTSの駅で表示されている「3つ目の禁止事項」とは、何でしょうか?

【ゴリのヒント】
@「禁煙」ともうひとつの禁止事項を守れば、ポイ捨ての大半がなくなってしまいます。
A本文にも書きましたが、都内のJRや各地の地下鉄でこれをやっている風景はあまり見ることができませんね。
Bタイの国鉄路線では禁止されていません。日本でも、地方の長距離路線ではけっこう見る風景です。

さあ、みんなで、考えよう!!


では、全員の解答をいっせいにどうぞ!!
   
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