第4問:街かど書き問題(feat.Cartoonの世界)
続いては、Cartoonの正解からの書き問題です。
【得点】
正解→1軍:ウキウキスロットの得点×2、2軍:ウキウキスロットの得点×1、3軍:ウキウキスロットの得点×0.5
未解答ドボン→マイナス50点
一押しのアメリカアニメ
 第3問で「スカパー」を買ったのがサッカーを見るため、というのを紹介しましたが、このワールドカップの時期に「土日は終日無料放送キャンペーン」に見事に騙されて入ったのが、「カートゥーン ネットワーク」というチャンネルです。
 トムとジェリーや、クイズヘキサゴンでクイズになっていたパワーパフガールズは人気がありますが、ゴリの一押しアニメは、「おくびょうなカーレッジくん」というアニメです。
 カーレッジという名前の犬は、名前の正反対で臆病な性格。ミュリエルとユースタスという老夫婦の家に飼われている飼い犬です。いつも優しく可愛がってくれるおばあちゃん、ミュリエルがカーレッジは大好き。でも、意地悪なユースタスはカーレッジにとって苦手な存在。
 そんな老夫婦一家を毎回奇妙な出来事が襲います。カーレッジはほとんどない勇気と、わりとある知恵を振り絞って、2人を怪奇現象から救おうと奮闘するのです。

…という、ありがちなホラーアニメですが、これがまた面白い!! トムとジェリーから始まったドタバタ的なアメリカンテイストな面白さと、日本版製作スタッフが努力して作り上げた面白さが両立しているのです。

【日本語版だけの面白さ】
 初期の放送は、単純なホラーギャグアニメで、この面白さはありませんでした。ところが、次第に翻訳した台詞の中に「ダジャレ」を取り入れ、「がちょーん」や「お呼びでない、これまた失礼しました!!」という往年の名ギャグが、台詞のいたるところに入りだしたのです。時には、「ホワイトアウトー」(映画)や、「ホットドック読もうね〜!!」(雑誌)など、明らかに日本のものの名前が入ります。小ネタ好きの僕にはたまらない演出でした。
 同じ手法は、テレビ東京で放送されていた「ビーストウォーズ」にも取り入れられたようです(現在同番組はカートゥーンネットワークで放送中)。
【アメリカの面白さ】
 英語で見ても面白いのは、ストーリーの奇想天外なところと、映像技術をうまく使った面白さでしょうか。最近のアニメはフルCGで作成されたりもしますが、カーレッジくんは普段は見慣れた普通のアニメでも、回によっては色鉛筆で書いたような絵になったり、クレイアニメを使ってみたり、フル3Gのリアルな絵になってみたりと、アニメの映像技術をいろいろと駆使しているところです。
 もうひとつは、主人公カーレッジの驚き方のバリエーション。決まり文句は「目ん玉ビックリー!!」ですが、それだけでも目が破裂したり、飛び出て戻ってみたり。他にも「脳みそドカーン」(頭が爆発)、「Wでビックリー」(開いた口のなかでもう一匹小さいカーレッジが驚いている)、毎回新しいパターンで驚いてくれるのです。

 では、問題はそんなカーレッジの感情表現から出題しましょう。第44回の放送「うすっぺらもいいかも!?」からの出題です。この回は、切り絵職人が、老夫婦と等身大の切り絵をつくってプレゼントするところから始まります。しかし、その切り絵は、やがて老夫婦の命を吸い取り、切り絵が命を持つようにつくられていたのでした!!
 ユースタスが命を吸い取られる瞬間を目撃してしまったカーレッジは、心配になってミュリエルの寝ている寝室に向かいました。しかし、時すでに遅く、カーレッジは切り絵にミュリエルが命を吸い取られる瞬間を目撃してしまうのでした…!!
 カーレッジはあまりのショックで気絶してしまいました。

 では、ここで問題。このシーンで、カーレッジが気絶する瞬間、目にある表現が使われています。それは非常にテレビ的な表現なのですが、いったい目がどんな表現になっているのでしょうか?
【ゴリのヒント】
 テレビらしい表現ですね。ちなみに3Dでもなくクレイアニメにもなりません。驚くのではなく、ショックを受けて気絶する、というのがポイントです。
気絶=
意識が「途切れる」ということですね。

おっと、ヒント出しすぎたかも!!
さぁ、みんなで考えよう!!
inserted by FC2 system