さて、仙台駅の4番ホームに降り立つと真新しい電車とキャラクターが。
左側は宮城県公認のゆるキャラ「むすび丸」、右側は仙台駅公認ののゆるキャラ「ときむねくん」です。もしや仙石東北ラインの電車をお見送りしてくれるの? |
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と思いきや残念(笑)。先に発車のジョイフルトレイン「リゾートみのり」のお見送りです。
このリゾートみのりは毎回むすび丸&ときむねくんコンビで見送りがあるかどうか分かりませんが、当日は「いってらっしゃい」の横断幕を掲げてホームからの見送りを受けつつ出発していきました。 |
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そしていよいよ仙石東北ラインの電車が到着。HB-E210系と呼ばれるハイブリット車両なので、厳密には「電車」ではなく「列車」です。これは交流電化の東北本線と直流電化の仙石線を跨いで走るための電車では造れなかったのではと想定。
正面表示と側面表示はは3色LEDながら東北初?の路線名と行先の交互表示、室内には「ハイブリッドカー」を表す表示もちゃんとついています。
室内の案内表示は液晶ではなくLEDでした。液晶でハイブリッド運転の様子が分かる画面はありました。 |
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さて、ぼくたちが今回往路で乗ったのは「特別快速」。途中、塩釜(東北線)・高城町(仙石線)・矢本(仙石線)しか停まりません。他に赤快速(仙石線内はけっこう停車、東北線は塩釜以外通過)、緑快速(東北線内各駅停車)があります。
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ちなみに、仙台市営バスの北方面・西方面・東方面から来る「仙台駅行き」は、実は仙石線のあおば通駅前が終点です(笑)。距離は短いとはいえ一駅分歩くようなものなので、仙台駅に行くには走って5分、歩いて10分、ゴリィの足では15分かかります。
昔は石巻に行くにはここの階段を降りてすぐの仙石線の快速に乗ればよかったのですが、その点いえば不便になった感も否めません。
尚、仙石東北ライン開通後、仙石線の快速は廃止になり、石巻までの各駅停車が1時間に1本、高城町行が1時間に1本(仙石東北ラインの列車との接続の関係?)、東塩釜行きがいっぱい(これはもともとそうでした)の構成になりました。 |
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さあ、いよいよHB-E210系4両編成が出発です。どんな挙動をするのでしょう?
最初は静かに動き出したものの、すぐに例のディーゼル音が聞こえてしました。「案外早いな」と思いながら高速域に達すると電車より静か(というか殆どレールの「がタンゴトン」音しか聞こえないくらい)でした。
そして、電車はスピードを落とし塩釜駅に到着。この駅で仙石東北ラインと東北線に分岐します。
それを示すように、案の上「あるもの」が変わっていました。他のものは仙台駅や途中駅でも変わってましたが、さすが分岐駅はここも変わるんだ、と思いました。 |