東北線松島駅の手前で、いよいよ「仙石東北ライン」に分岐します。
まず、分岐手前で一旦停車。対向車両が来ていないことを確認します。そして、ゆっくり渡り線を渡って、仙石東北ラインの線路に入ります。ちなみに、一番奥の線路が今まで走ってきた東北線下り(一ノ関方面)、手前は東北線上り(仙台方面)。既に仙石東北ラインに入ってます。 |
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仙石東北ラインは、8両編成がギリギリ収まるぐらいのたったそれだけの長さです。それが石巻−仙台間の所要時間を十数分短縮したわけですから。
さて、仙石東北ラインに入ると列車は再度一旦停止し、信号が変わるのを待ちます。信号が変わると、再びゆっくり動き出し、ほどなく仙石線に合流します。
開業間もないので慎重な運転ですが、この部分進行速度なんかを改善すればもうちょっと速達化できそうですね。 |
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まもなく高城町に到着。ここも駅名標が変わっていました(←ゴリィの大チョンボ:第1問の正解)。ここから5/29まで不通だった区間を走行します。 |
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高城町を出てしばらくは、海沿いを仙石線は走ります。電車が走る路線なので、スピードは結構出ています。
それにしても、護岸が真新しいことから、このへんも津波の被害で護岸が壊れ線路も流されたかもしれません。そして、徐々に線路は内陸へと入っていきます。 |
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線路は徐々に内陸の高架に進路を変えていきます。昔はこの辺も海岸線を走っていて、海岸線部分にその名残があるのが分かると思います。 |
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そして特別快速では通過駅になりますが、駅ごと高台移転した「東名」駅と「野蒜」駅です。この地域は津波で甚大な被害を受け、住宅地も山側への集団移転が決まっています。
そんな東名駅と、野蒜駅、山側に駅前広場らしきものを整備しているのですが、どちらの駅前にも同じものがありました。 |