石巻から石巻線に乗り換え、約50分。女川に到着です。駅名標はまだ新しく、駅のホームも真新しいものでした。
それもそのはず、女川駅自体がもう少し海寄りにあったのですが津波で流されてしまい、全壊したのです。そして、街の再整備に合わせ少し奥川に移転し、この'15年3月に再開したばかりなのです。 |
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女川町に来た観光客を出迎える横断幕。
しかしその奥には・・・。悲しいほど何もありません。そう、女川駅前一帯は津波で全部流されてしまったのです。そして、そこに街を再整備するための嵩上げ工事が続けられていました。 |
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で、女川駅。先に嵩上げ工事が完了し、現在この辺一帯で唯一建っている建物。まさに「復興のシンボル」です。
女川駅舎といっても、実は駅舎で使う部分は、厳密には建物中央の通路部分のみ。向かって左側と2階は温泉施設、向かって右側は観光展示スペースとして使われていました。ちなみに喫煙所は温泉施設側の建物裏にひっそりとありました。
駅前には足湯があり、温泉施設でタオルを買えば手ぶらで楽しめます。
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女川駅前はやはり何もありませんが、プロムナードを工事中。既に都市計画図はできあがっていて、この部分は歩行者専用通路、両側には商店街、この先には記念公園ができる計画だそうです。
完成がいつになるかは分かりませんが、出来上がったらもう一度行ってみたくなりました。 |
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さて、「女川駅前には何もない」と書きましたが、よく探せばありました。「あがいんステーション」。海産物等の販売の他、事前予約していればカキの殻剥き体験などができる、体験型の物産ショップです。
ここでは色々とヒラのゆうと迷いましたが、蛸飯の素となぜかきのこご飯の素をお買い上げ。
さて、あがいんステーションを出ると、戦慄の光景を目の当たりにしてしまいました。もしかしたら震災遺構として残しているかもしれませんが、かなり衝撃的でした。 |
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