両性愛者ゴリィの裏日記
 
  第2回:「初体験」っていうのかな?
   
  まず、「INSIDE」がなぜ黒と金の組み合わせか、という話から。
ズバリ、学ランの色です。黒の学ランに金色のボタン。
これは僕が性的にはじめて他人から快感を味わったエピソードに深く関係します。

今回は高校の同級生のもう一人の話です。

1年のときに後ろの席のちょっとヤンキーチックな友達。
ちなみに僕は校内では割と真面目な友人と過ごすことが多かったですが、校外では大概ヤンキーっぽい友人と過ごしていました。
よく、タバコも一緒にトイレで吸ってたな(笑)。

で、そのヤンキーチックな友達があるときこんな質問をしてきました。
「ゴリィ(実際は苗字)ってさ、イクときどんな顔すんの?」
その場でその顔はできなかったので絵にして教えました。

そんなある日、昼休みに突然後ろから僕の股間を揉んできました。
特に抵抗もしなかったので、「気持ちいいね」とかいいながら、最後はトイレに駆け込んで個室で射精していました。
他の人に「射精させられた」というのが「初体験」に入るのだとすればこれが初体験になりますね。
これが数回続くと段々エスカレートしていき、ついにはパンツの中に出してしまうことも。

そのうち、僕から「いつものやってよ」って頼んでやってもらったこともあります。数回かな。

そんなこんなで高2の秋ごろ。
テスト勉強を一緒にしよう、ということでウチに遊びに来ました。
最初は一緒に普通に勉強していましたが、突然、ベッドに押し倒されました。
両腕をベッドに押さえつけて僕の顔を見つめる彼の顔は今でも忘れられません。すごくカッコよくて凛々しかった。
全てを委ねようと本気で思ったので、全く抵抗しなかったのを覚えています。
しかし、当時末期がんで自宅療養中の父親から声がかかったので、その先には進みませんでした。

もし、あのとき続きがあったなら。どこまでいっていたんだろう。多分、キスをして、そこから・・・。
僕は、「最後」まで行っても良かったです。
(今思うと高校生で言う「最後」ってどこなんだろ?)

で、高3の夏かな、どこかで一緒にいたとき、当時彼はワイシャツのボタンを留めずに、何で鍛えていたかは知らないけど割れた腹筋とちょっと厚い胸板をみせながら、僕にこう聞きました。

「ゴリィ(実際は苗字)ってさ、男が好きなんだろ?」

肯定も否定もしませんでした。でも、敢えて言うなら、「そいつが好きだった」ってことかな?
今でも髪が長めで鍛えられている男性が性的に好みのタイプなのは彼のイメージが植え付けられたのかもしれません。

ちなみに、第1回で出てきた「男の初恋の人」とはこういう関係は一切ありませんでした。僕が勝手にオナニーで想像していただけ。
今回の奴の場合は、僕が「性的に男性が好きになった」きっかけになった奴かな。だからいつしかオナニーの時に思い浮かべるのは今回の奴になりました。

責任とれよ(笑)

ちなみに、彼の場合は中学・高校時代によくある「性的なことに見境なく興味があった」のかな?
きっかけがきっかけだけに、「僕に恋をしていた」ということはなかったと思います。

でも、やっぱりあのとき最後までいってみたかった・・・。
 
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