両性愛者ゴリィの裏日記
 
  第4回:憧れから生まれた「フェチ」
   
  さて、第1回で「左指の障害から憧れのようなものが性的なものに結びついた」話を書きました。

それを具体的にしたのが「フェチ」。

実は僕、ヤンキーに憧れてました。当時はカッコよかったんですよ。
だからタバコも吸ったし校外ではヤンキーチックな友達と多くつるんだりしたり。

高2になると、朝晩の駅までの往復は「4人」になりました。
第1回で出てきた初恋の奴に加え、第2回で出てきた初体験?の相手、そしてメチャメチャヤンキーな奴。

最初は、ほとんど直接言葉は交わしませんでした。だから一緒にいても仲が良かったわけでもなく。

当時は、駅から学校に行く途中の喫茶店でタバコを吸ってコーラを飲んで、きっとタバコ臭いまま学校に遅刻ギリギリに行ってました(笑)。
高2でクラスが一緒だったのは初体験?の相手だけで、高3になると全員クラスもバラバラになったので、校内では別々に過ごす時間が増えました。
ただ、不思議と下校の時はまた4人集まる(笑)。

そのメチャメチャヤンキーだった奴とたまたま2人だけで帰るときがありました。
話せば全然いい奴で、その後は普通にしゃべってましたね。一緒に麻雀も打ちましたし。

で、ある日そいつがスゲーカッコイイ革ジャンを着てきたんです。トップガンモデルのやつですね。
ドキッとしました。
それから時々・・・まあ、この先は言う必要ないですね(笑)。

別な頃、初恋の相手と初体験の相手もN3-BとかMA-1のフード付きでファスナーで半分になるやつ(型番忘れた)を着てきました。
ドキッとしました。
それから・・・(以下略w)。

仲が良くて恋をしてたり、初体験の相手だったり、憧れのヤンキーがカッコイイのを着てきたら、そのものにも惹かれるじゃないですか(笑)。

あとね、当時はバスケしている奴にも憧れてました。スラっと長身で、ユニフォーム姿もカッコイイ、そして当時はハイカットのバスケットシューズ。
だから、バスケ部の奴とか、しまいにはバッシュ履いているだけの奴にも興奮を感じ始めましたよ。

野球のキャッチャーとか剣道着にも憧れがあったなぁ。
だから、第3回で出てきた奴が剣道着だったら、という話につながるんです。

こうして「フェチ」はやはり「憧れ」と結びついて育っていきました。

でも、一番は「学ランフェチ」なんですよね(笑)。
だって、初体験の相手とは学ランだったし、常に学ランで一緒に過ごしていたわけですから。

同じ部活の女子には引き続き恋をしていましたが、「性的な興奮」に関してはこのころから完全に男性寄りになっていたのかもしれません。
「左指の劣等感」が産んだものなのですが、別にどうとは思ってません(笑)。
 
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