僕の二の轍を踏んでほしくないので、「こころの健康」をサポートします。心にゆとりを、やすらぎを。
 
  第17回:うつ病の人が誤解されがちなこと
 
ぼくトドメガネ!とどのようせいのくにのおうじさまだよ!きょうからゴリィにあたらしいメガネもらったんだ!

ちょっとまっててね。
・・・

「やさしさのメガネ」をかけた「やさしいトドメガネ」です。といっても僕はもともと優しいと思うけどね!「かしこくなるメガネ」は防災専門になったよ。こっちが「こころの健康」専用のメガネ。改めてよろしくね!
   
  「うつ」からの回復期の「誤解」
 
「うつ病」の人や、ゴリィのように「双極性障害」(躁うつ病)の「うつ状態」の人は、少しずつ段階を踏んで回復していくんだ。もちろん上がってばっかりじゃなく一時的に落ちるときもあるんだ。

その中の最終に近い段階で「仕事をできるほどではないが、趣味や興味のあることはできる」という段階があるんだよね。これが、周囲の「誤解」を生みやすいんだ。
   
  うつの回復段階
 
前にこの連載でも取り上げてたと思うけど、人にはそれぞれ「うつ」の回復の段階があるよ。例えば、こんな感じ。

①仕事が普通にできる日
②仕事はできないが、趣味のことならできる日
③趣味のことの中でも、簡単なことならできる日
④趣味のこともできない日(=寝ているしかない日)
⑤自分は無価値とか、希死念慮が出る日
⑥自殺の方法を考える日
⑦(書けません)

①が続けば相当回復したことになるけど、それでも周りの人のサポートがないと長く続かないんだ。

②と③、特に②は「こんなに元気ならしごとできるじゃん!なんでやらないの?」という批判を浴びやすい時期。ここで批判を受けてしまうと、そんな自分が嫌になり、また④より下に落ちてしまうこともあるんだよね。
   
  「趣味」から「仕事」へのハードルの高さ
 
ここで周囲の人が理解してあげるのが望ましいのが、「趣味」と「仕事」の間の「ハードル」が案外高いってこと。

「趣味」は自分から進んでできること。そうじゃないのは「趣味」って言えないよね。いっぽうで「仕事」はやらなければならないこと。この2つの違いは大きいよ。「やりたいことをやる」と「やらなければならないことをやる」、精神的なエネルギーの使い具合が全然違うのが分かるよね。

この違いを知らない人が圧倒的に多いので、「あいつ好きなことばっかりやって何で仕事しないんだ!」とかいう言葉を浴びせられたりすることがあるんだ。中には、「好きなことができて仕事ができないのは社会人としてどうなんだ?」と人間否定ともとられかねないことをいう人もいるんだ。これはね、「うつ」を経験した人ですら言ってしまうことがあるんだ。一種の克服自慢だね。

多分、「うつ」になっている本人が直接「反論」することはできなくて、落ち込んでしまうんだ。こればかりは、周囲の人が理解してあげないとなかなか難しいよね。
   
  距離を置いたり、無視をするのもひとつの手
 
でも、「うつ」の患者さんから「これを理解してほしい」っていうのは厳しいよ。言ったところで分かってくれる人って決して多くないからね。そういう場合は、その人と少し距離をおくとか、場合によっては無視してしまうのもひとつの手だよ。

僕はよく「相手の気持ちになって考える」って言っているけど、「うつ」の患者さんがそういう段階を踏むことを理解しようとしない人が、回復後にも円満な人間関係が続くか、っていうとどうなんだろうね?って考えることもできるよ。

逆にうつの患者さんも「そう思われることもある」ということは知っておいた方がいいよ。これも「相手の気持ちになって考える」ことなんだけど、うつから抜け出していない状態でそこまでの余裕はないから、知識として知っておいて。
   
  おまけ
 
トドメガネ「ゴリィは今まさにこの状況だよね。会社から何か言われない?」
ゴリィ「特に。障害者雇用枠で勤務しているから、こういう状態があるのは理解の上じゃないかな。」

トドメガネ「でもゴリィはがんばれるーやかもね。」
ゴリィ「おい!いきなり戻ってびっくりした(笑)。1時間経ったんだね。普通に充分睡眠をとった翌日もダメな日はダメだからね。好きな方にどうしても気が向いてしまうのかもね。『こんなことじゃだめだ!』って焦っても空回りするだけだし。」

トドメガネ「まあ、ゴリィはいつでもからまわりだけどね。」
   
 
じゃあまたね!バイバーイ!
 

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