僕の二の轍を踏んでほしくないので、「こころの健康」をサポートします。心にゆとりを、やすらぎを。
 
  第26回:叱られて育つ人、ほめられて育つ人
 
ぼくトドメガネ!トドのようせいのくにのおうじさまだよ!

ちょっとまっててね。
・・・

「やさしさのメガネ」をかけた「やさしいトドメガネ」だよ。今回は「叱られて育つ人」と「褒められて育つ人」の話をするね!
   
  「叱られて育つ人」は基本いないと考える
 
よく、「お前は叱られて育つタイプだ」とか「ほめられて育つタイプだ」とかいう人がいるよね。あれはウソ!
「叱られて育つ人」ってよっぽど探さないといないと思うよ。だって、叱られたら嫌でしょ。もし、「お前は叱られて育つタイプ」と思い込まれて叱られるだけの連続だと、まずメンタル異常を起こすよ。からだに不調をきたしたり、こころに不調をきたしたり、現れ方は人それぞれだけど。
「叱られて育つ人」がいるとすれば、「叱られた結果、自分で問題点を見つけ出して改善に動ける人」だろうね。でも、そんな人は少数派だよ。「お前は叱られて育つタイプ」って言っているあなたは、相手のそういうところをきちんと見抜いていっているかな?
じゃないと、伸ばすどころか潰しちゃうよ。問題点を見つけて改善に動かすなら、別に「叱る」という行為でなくてもいいと思うよ。
   
  「褒められて育つ人」も基本いないと考える
 
逆に「ほめられて育つタイプ」っていうのはどうだろう?
「やった!ほめられた!またがんばるぞ!」っていう気持ちにはなると思うんだけど、それだけで育つかな?きっとそうではないと思うよ。次に何を目指すかきっと分かってないから。そうなると次の目標が分からなくなって、それもストレスになるよね。
「ほめられれて育つ人」はいると思うけど、それは「次の目標を自分で見いだせる人」だろうね。叱られて後ろ向きの状態からではないから、前向きに取り組めるという意味ではこっちのほうができる人は多いと思うけど、やっぱりこっちも少数派だと思うよ。
   
  適切な目標設定
 
これを読んでいるあなたが職場の上司だったり、先輩だったり、学校の先生だったり、部活の先輩だったり・・・うん、とにかく誰かを導く立場にいるのであれば、「叱って育てる」とか「ほめて育てる」というのはまず的確にやらないとね。どちらも必要なことだけど、「〇〇なタイプ」って決めつけるのはNG。人間、どっちも必要だから。できたことはほめる、あまりにできなかったことは叱る、ちょっとできなかったことは指摘する、くらいがちょうどいいと思うよ。
そんなことより、実際にいる「ほめて育つタイプ」や「叱られて育つタイプ」の共通点は、「自分で適切な目標設定できる」ということ。だから、ほめるにしても叱るにしても、それもきちんとさせてみて、「適切な目標かどうか」をチェックするほうがよっぽど重要。
いちばん無難なのは、「今できることよりちょっと高い目標を立てる」という「スモールステップ」かな。どうやったら達成できるか本人が考えやすいし、達成できなかったときの反省もしやすいからね。
   
  まとめ
 
メンタルヘルスを考えたとき、「叱って育つ」とか「ほめて育つ」とかタイプを決めつけるのはどちらにしても望ましいものでないというのは前述の通り。たまにいるかもしれないけど、「叱って育つタイプ」とか「ほめて育つタイプ」の人間はいない、と思ってリードしていった方がやりやすいと思うよ。
そして、叱って終わりとかほめて終わりではなく、次に今より少し頑張れば届く目標設定をする、ということが大事だと思うな。
この春から上司になった人、先輩になった人、がんばってね!
   
  おまけ(おバカなトドメガネに戻っています)
 
トドメガネ「ゴリィはどっちのタイプ?
ゴリィ「精神的に病んでるんだから『叱られて育つ』はあり得ないな。でも、自分で目標設定するのも決して得意ではないね。」

トドメガネ「じゃあゴリィはそだたないタイプだね。
ゴリィ「そう言われるとさ・・・そうかもしんないね。」

トドメガネ「でも、むかしはできたんでしょ?むかしをおもいだそうよ。
ゴリィ「どうやったら昔の自分に戻れるかの目標設定がね、ノーアイデアなのよ。。。」
   
 
じゃあまたね!バイバーイ!
 

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