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第9回:「~しなければならない」は注意のサイン |
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ぼくトドメガネ!トドのようせいのくにのおうじさまだよ!
ちょっとまっててね。
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じゃ、今回は「~しなきゃ」という話をするね! |
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「~しなければならない」はあるのが自然 |
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みんな、「仕事しなきゃ」「勉強しなきゃ」という日と、「仕事しよう」「勉強しよう」という日がそれぞれあるんじゃないかな?
「~しなければならない」は自分の気持ちと違うことをするときに出てくる言葉だね。これは、ある程度仕方ないことだよね。頭では仕事はするもの、勉強はするもの、って分かっていても気持ちが向かないことってあるからね。
でも、普段は「仕事しよう」「勉強しよう」って抵抗感なく入ることも意外にあると思うよ。そのときは、こころの中に「仕事や勉強を避けたい気持ちが特にない」ときだと思うんだ。「仕事したい、勉強したい」って気持ちじゃなくても別に構わないってことだよ。 |
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「~しなければならない」が増えてきたら要注意 |
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「ストレス」は自分をより幸せにするためにはある程度は必要なんだ。そのストレスはさっきで言ったら「仕事しよう」「勉強しよう」となるくらいのストレス。
ただ、そのストレスの感じ方が少し強くなってくると「仕事しなければ」「勉強しなければ」に変わってくるんだ。これは、こころが疲れている証拠だよ。
でも、みんな週に1度や2度はそう思うときはあるよね。問題は「~しなければならない」の数が増えてきたときなんだ。ご飯食べなきゃ、とか歯磨きしなきゃとか、ふだん自然にできていることに対して「~しなければ」が出てきたら特に注意が必要。相当こころが疲れていることになるよ。 |
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ゆっくり休もう |
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もし、「~しなきゃ」が増えてきたら、とにかくゆっくり休んでね。ゆっくり休むといっても、ぐっすり眠るとか、ちょっと趣味のことをしてみたり、ボーっとテレビを見たり、ゲラゲラ笑ったり、思いっきり感動して涙を流したり、いろんな方法があるよ。
ただ、「休まなきゃ」とだけは思わないでね!「休もう」ということそのものに今度はストレスを感じてしまうから、そんなときは流れに身を任せるしかないね。せめて家にいるときくらいは嫌だと思ったことはやらない、とか眠れないときは眠くなるまでゆっくり待つとか(スマホを見るのはよくないみたいだけど)。
真面目な人ほど、うまく休めなくて「~しなきゃ」を手放せずにこころが疲れてくるから、勇気を持って「~しなきゃ」をちょっと手放してとにかくゆっくり休んでね。 |
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おまけ(いつものトドメガネに戻って) |
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トドメガネ「ねぇ、ゴリィはいま『おむすびあじこしょうぐん』でよるねむれないんだよね。」
ゴリィ「『むずむず脚症候群』は無駄な抵抗してもどうしようもならないからね。昨日は『どうせ眠れないなら仕事しよう』っていって仕事したよ(笑)」
トドメガネ「それってやすんでいることになっているの?」
ゴリィ「寝なきゃっていって苦しんでいるよりよっぽどマシ。まあ、在宅勤務だからできることなんだけどね。」
トドメガネ「ちゃんとかいしゃにいってるの?」
ゴリィ「いや。しれっと勤務時間にやったことにしているよ(笑)」
トドメガネ「ばれてもしらないよ。あんまりさんこうにならないはなしだったね。」
ゴリィ「だね。まあここはいろんな対処方法があるよ、ということで。」 |
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じゃあまたね!バイバーイ! |