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| はじめに・・・ 「企業の防災担当」。「社員やその責務を担う大事な役割」・・・これに変わりはないのはないのは確かです。 でも、企業は決して防災だけではないのです。現に、会社の防災担当になっている方も、きっと何かの業務と「兼務」だと思います。 世の実態なんてそんなもので、防災士の私の身からしても「それで当然」だと思います。 こんなデータがあります。1年間のおおよその数です。 ・自然災害の死者：約400人 ・刑法犯被害の死者：約750人 ・労災の死者：約900人 ・交通事故の死者：約4,000人 ・自殺者：約20,000人(東日本大震災の死者と同じくらいの数) 企業にとっていちばんのリスクは「倒産」ですが、次に「過労やパワハラなどによる自殺」「労災による死亡」等で企業イメージが悪化することのほうが「自然災害」より、ずっとリスクが高いのです。 ただ、自然災害はどこかで必ず起こるもの。だから、「防災担当」が防災環境を整備し、守っていく必要があるのです。通常の業務もしながら。 ちなみに、「労災」「過労」など、業務で「改善」ができる面があるのならどんどんしていこうではありませんか。 「企業・団体版トドろき防災」では、この両方をサポートしていきます。なんてったって私は両方を経験してきましたから。 |
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| 2021年7月20日 後藤 智之(片耳の歌う防災士ゴリィ) |
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