自称「日本一防災を親しみやすく紹介できる」防災アドバイザー

  第3回:阪神・淡路大震災に学ぶ
   
わーい!ぼくトドメガネ!トドのようせいのくにのおうじさまだよ!きょうもぼうさいのことはなすね。

ちょっとまっててね・・・

準備できたよ。じゃあ、今回の話をするね。
     
    阪神・淡路大震災から26年
   
「阪神・淡路大震災」は1995年1月17日の午前5時46分に起きたんだ。6,434人の方がお亡くなりになって、神戸やその周辺の地域は壊滅的な被害になったんだ。

高速道路は橋脚が折れて倒れ、ビルが横倒しになったり、1階がペチャンコになったり、あとあちこちで大きな火災が発生して街を焼き尽くしてしまった地域もあったよ。

30歳より若い人だともしかすると知らないかもしれないけど、当時の被害の写真や映像はネットにたくさんあるから、資料として見てみるといいと思うよ。
※気分の悪くなる方は視聴をお控えください。

今回は「阪神・淡路大震災」からの教訓について紹介するよ。
     
    教訓1:家具の下敷きにならない
   
建物が地震に耐えられるかどうか(耐震性)はとても重要。もし、建物が倒壊して道をふさげば緊急自動車も通れないからね。でも、お金と時間がかかる話だから1981年以前に建てた家に住んでいる方はじっくり検討してね。

そして、もっと簡単に命を守る方法が「家具の転倒から身を守る」こと。全部やるに越したことはないけど、地震が起きたときにとっさの行動がとれない寝室(寝床)と、ふだん生活している時間が長い場所。寝室でいえば布団を敷いている場所やベッドの位置に家具が倒れないようにするんだ。

詳しくはゴリィがこの間動画で解説していたから、それを見てね!
→【参照】トドろきっ!防災情報第13回
   
     
    教訓2:火災対策
   
さっき紹介したけど、地震が起こると倒壊した建物や電柱、ブロック塀などが道をふさぎ、緊急自動車が通行できなくなるんだ。そして、もしあちこちで同時に火災が発生したら、消防車が来ないかもしれないし、もしかしたら119番に連絡できるかすら怪しいかもよ。

だから、「初期消火」がものすごく重要。燃え移ったったら地域の人に迷惑になるどころか命にも関わるから、迷わず近所の人の助けを呼んで協力し合って消し止めてね!

詳しくはゴリィがこの間動画で解説していたから、それを見てね!
→【参照】トドろきっ!防災情報第7回

もうひとつ、「通電火災」ってよばれるものに注意してほしいんだ。停電の時に避難して、避難中に停電が解消した場合、電源がオンになったままの暖房器具などが動き始め、火災の原因になってしまうんだ。だから、避難するときは必ず電気ブレーカーを落として避難することが大切だよ!

あと、当時は少なかったかもしれないけど、割れた太陽光発電パネルから出火することもあるから、気を付けてね。
     
    教訓3:地域の助け合い
   
もうひとつが、地域の助け合い。地震で家屋や家具の下敷きになってしまった人の多くはご近所の方に助けてもらったんだって!いざとなったら誰だろうが関係なく地域のみんなで助け合っていくしかないんだ。

だから、ケガの応急手当の仕方とか、呼吸が止まってしまった人への「心肺蘇生法」は覚えておくといいよ。そして、町内会とかそういうのに関係なく、地域の皆が助け合うという気持ちを持つことが大切になるよ。

そういえば心肺蘇生法もゴリィが解説してたよ。
→【参照】トドろきっ!防災情報第10回
     
    ボランティア元年
   
そういえば「阪神・淡路大震災」のとき、全国から多くの人が支援に入って、「ボランティア元年」って呼ばれているね。ボランティアって自分がやろうと思っていることと被災地のニーズが一致しているときにいかないとならない、とか、基本ボランティアにいった人間は「自己責任で自分の心身を守る」という原則があるよ。

もちろん、「被災地の方々に迷惑をかけること」は絶対にダメ

ボランティアひとつとっても実は奥深いんだよ。
     
    おまけ(いつものトドメガネに戻ります)
   
トドメガネ「ねぇ、ゴリィはボランティアいったことあるの?」
ゴリィ「ないよ。心臓が悪いし、足も悪いし、精神的にも安定しないっていったら間違いなく被災地では迷惑になるから。」

トドメガネ「じゃあ、なにか支援はしているの?」
ゴリィ「募金かな。そのときできる範囲でだけど。だいたいさ、以前ツイキャスの番組で『全員の合計点が3000萬以上なら日本赤十字に寄付』ってやってただろ。あれで数万円寄付してるぞ(笑)。」

トドメガネ「みんなもできるとこよからはじめようね!じゃ、まったねー!バイバイ!
 
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