自称「日本一防災を親しみやすく紹介できる」防災アドバイザー

  第8回:東日本大震災の「余震」はいつまで続くの?
 
ぼくのなまえはマンぼう!ぼくのなまえはヤーぼうトドメガネだよ!
ゴリィ「宮城県(ゴリィの所在地)に『まん延防止重点措置』適用されてるからってやめいっ!」(4/5~5/5、この記事は4/7公開)


ちょっとまっててね。
・・・

改めて、トドの妖精の国の王子、トドメガネだよ!今回はメールがきているんだ!メールネームが・・・「ゴリィの由来はゴリラではないゴリィ」さん、うん、自作自演だね!そして今回はいろんなところで使ったネタを使いまわしているよ!
   
  自作自演の質問
    2/13に福島で、3/20には宮城で大きな地震がありとても怖い思いをしました。
ところで、東日本大震災の余震は「100年続く」と言われているって聞いたことがあるんですが本当ですか?
     
 
東日本大震災(正式には「平成23年東北地方太平洋沖地震」)はマグニチュード9.0の超巨大地震だったんだ。100年で世界中でも数回しか起こらないような大きな地震だったから、実際にそういう説があるのは聞いたことがあるよ。

先日の福島や宮城の地震も「東日本大震災の余震」と発表されていたんだけど、ちょっと様子が変わってきたんだ。今回はその話のほうが重要だと思うよ!
   
  「余震域」で起こった地震は一律に「余震」と発表してきた経緯
 
気象庁さんの「余震」の定義は、ある段階までに東日本大震災に関連しただろうと思われる地震が起きた区域を囲んで、そこを「余震域」として呼ぶようになり、その区域内で起きた地震は全部「余震」としてはっぴょうしてきたんだって。

だから、地震学者さんの中には「これは余震とは言えないんじゃないか?」という地震もあって、先日の福島沖や宮城沖の地震もそういうもののひとつだったみたい。
   
  東北から関東にかけての太平洋側の地震のしくみ
 
東北から関東にかけての太平洋側には「日本海溝」というところがあって、アメリカ方面から来たプレートが日本が乗っかっているプレートの下にもぐりこんでいる場所なんだ。

日本が乗っかっているプレートは沈んでいるプレートに引っ張られて少しずつ沈んでいるんだけど、耐えきれなくなって跳ね返ると地震が起きるんだ。跳ね返った時の大きさが地震の規模で、その規模や浅さで津波が起こることもあるんだよ。

ざっくり分けて青森から岩手の沖、宮城県沖、福島県沖、茨城県沖、千葉県沖と分けると、それぞれの場所でだいたいこれくらいの周期で大きな地震が発生するというのが分かっているんだ。短いところで20年前後だね。

ちなみに、東日本大震災は宮城県沖と呼ばれているところより少し遠い「三陸沖」からはじまって、宮城県沖、福島県沖、茨城県沖と連鎖して地震が起きたからあれだけ規模の大きい地震になったんだよ。

ちなみに、宮城県沖は1978年、2005年、2011年(震災:連鎖した形)で起きているから、そこから10年も経てば新たな大きい地震が起きてもおかしくない時期に来ているんだよね。
     
    気象庁さんも「余震」という言葉の使用をやめた
   
実は、気象庁さんのホームページを見ると載っているんだけど、「余震という言葉を使うのやめます」って宣言しているよ。10年経ったので次に来るかもしれない大きな地震に備えてください、って発表していたね。

実際、大きな地震は海でお起こる地震(海溝型)だけでなく陸地の中で起こる地震(内陸型:「活断層」で起こる地震)もあるから、いつ、どこで大きい地震が起こるか分からないから、普段から備えておいた方がいいね。心配し過ぎるのも好ましいとは思わないけどね!

なので、「ゴリィの由来はゴリラではないゴリィ」さん(自作自演)の質問の答えは「余震とされる地震はもう来ないけど、地震はいつでも来るよ」が答えになるかな?
   
  おまけ(いつものトドメガネに戻ります)
 
トドメガネ「ねえ、もうじしんはうんこりだよ。」(バシッ!)←下品なことを言うとしばかれる


ゴリィ「まあ、そうだけど東日本大震災のときはみんなもっと辛い思いをしている。妖精の国も地球のパラレルワールドだから地震は同じように起きるだろ?そのために防災の勉強に来てるんじゃないか。」
※トドメガネの公式設定です


トドメガネ「そうだね、そうしないとおうさまになれないもんね。」
ゴリィ「一緒にチャレンジしよう。」

トドメガネ「そうだね!ぼくげんなる!」
ゴリィ「いや、がんばってくれ💦」


トドメガネ「じゃ、まったねー!バイバイ!
 
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