僕の二の轍を踏んでほしくないので、「こころの健康」をサポートします。心にゆとりを、やすらぎを。
 
  第2回「自分はこうありたい」
 
ぼく、「トドメガネ」だよ!ぼくは、トドの妖精の国の王子様。だから、いつか「王様」になって妖精の国に帰ることになるんだけど、僕は「誰かを幸せにできるような妖精でありたい!」って思っているよ。今回はそんな話。
   
  ゴリィは人に流され続けたみたい。
  この間ね、「ゴリィはどう思ってるの?」って聞いてみたんだ。そうしたら、「命の大切さを伝えられる人になりたい」って言ってたよ。それでね、「いつからそう思うようになったの?」って聞いたら、「今年5月」って言ってた。

だからね、「その前は?」って聞いたら「うーん・・・人に負けたくない、とかかなぁ・・・」って言ってたんだ。「そうじゃなくて・・・」と聞き直したら、「これといってなかったな」って。誰かの意見に流されて、自分の意見をはっきり言わずに生きてきたんだって。一時期は「みんなに楽しいを届けたい」って思っていたみたいだけど、いつの間にかそれも薄れていっちゃった、って言ってたよ。
   
  人に流されると自分が勝手に作られてしまう
  「自分はこうありたい」っていうものがなかったころのゴリィは、常に誰かの顔色をうかがって、そのときそのときの状況に合わせてきたんだって。会社ではある程度出世したみたいだけど、ゴリィはもともとぼくからみても人の上に立つのはニガテなタイプだよね。実際、ゴリィがはじめて役職についたときに、後輩に「頼むから今まで通り『後藤さん』って呼んで」って言ってたんだって。

でも、いろんなことをしていくうちに役職が上がって、「なんでも相談したらうまいことやってくれる人」っていうイメージが勝手に周囲の人だけでなく自分自身にも付いちゃったんだって。そんな中で双極性障害も発症したんだよ。

ぼくが思うのはね、最初のうちは「仲間と楽しく仕事をしていたい」という「核」みたいなものがあったんだと思うよ。でも、それがいつの間にかなくなってしまったら、そこに他人から作られた都合のいいイメージが流れ込んできてしまって、無意識に残っていた本来の思いとかけ離れちゃった自分ができ上がってしまったんだと思うよ。

そりゃ心が疲れるよね。
   
  「自分はこうありたい」は「判断基準」になる
  「自分はこうありたい」っていう「核」を心に持っておくと、なにか困りごとがあったときにその「核」が判断の基準にできるんだ。

「核」がないと、自分の判断に対して不安や心配ばかりになってしまって疲れちゃうんだ。「核」があれば自分の意志で決めている感じが強くなるから、不安や心配は全くなくなるわけではないけど、気はかなり楽になるよ。だって、「自分はこうありたいから、こう決める」って「根拠」があるから、決めた瞬間から不安や心配でいっぱい、ってことだけはないから。

ゴリィがしくじったのは「核」を持っていなかったわけではなく、「何かを決める」ときに「自分の核」を判断の基準にしてこなかったことだと思うよ。
   
  「自分はこうありたい」はきっとある
  これを読んでいるあなたは、「自分はこうありたい」っていうものがあるかどうか、一度じっくり考えてみてほしいんだ。

最初は見えてこないかもしれないけど、それは時間がかかってもきっと見つかると思うんだ。ちなみに、ゴリィはこうやって見つけたんだって!

①パソコンの写真を分類して整理していくうちに、自分が何に興味を持っているかに気付いた(興味のないものは写真に撮らないでしょ)。
②自分が今まで打ち込んできたものを思い出せる範囲で全部思い出し、書き出した(それは「自分はこうありたい」のヒントになるよね)。
③「5年後の自分」を具体的にイメージした。
※これはあくまで手法の例です。他にもいろいろな見つけ方があるかもしれませんし、この例では見つからないかもしれません。

そして、「自分はこうありたい」を見つけたら、赤■を意識してみて。自分の思ったことを貫こうとする後押しになるよ。あと、何か判断をするときに自分の「こうありたい」と向き合うときには、青■を意識してみて。冷静に自分と向き合う助けになるよ!

あ、ゴリィが「この歌紹介しろ!」ってうるさいから聴いてみて。「旅行けば」って曲。2番でさっきの①が歌われているよ。
 
 
じゃあまたね!バイバーイ!
   
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